1日1スパイス&ハーブ タイム

別名 立麝香草

科名 シソ科

原産地 南ヨーロッパ

利用部位 葉および花穂

 

魚、肉、トマトと相性がいい。

魚のハーブと言われている。

語源はギリシャ語で防腐の意味を持つチモン。

タイムの主成分のチモールは殺菌・防腐作用が強い。

古代ギリシャ時代では勇気と大胆さの象徴。

1日1スパイス&ハーブ ターメリック

別名 うこん、秋うこん、インディアンサフラン

科名 ショウガ科

原産地 熱帯アジア

利用部位 根茎

 

料理の色付けに利用される。

加熱料理に使うと味に深みを持たせる働きをする。

色素成分はクルクミン。油溶性。

紫外線で分解されるので、衣服についてシミになったら洗って日光に当てると良い。

1日1スパイス&ハーブ しょうが

別名 ジンジャー、はじかみ

科名 ショウガ科

原産地 熱帯アジア

利用部位 根茎

 

日本では薬味として利用されることが多い。

乾燥させたしょうがの粉は欧米で好まれる。

 

【新しょうが】

収穫したばかりで柔らかく、辛味も穏やか。そのまま食べたり、甘酢漬けにする。

【ひねしょうが】

新しょうがの種になったり、収穫後に貯蔵して翌年に出回る。固く繊維質で、辛みが強い。魚の生臭さを除くのに適している。

【葉しょうが】

葉がついた状態で出荷されるしょうがの総称。はじかみとも呼ばれ、焼き魚の付け合せなどに用いられる。

 

語源はサンスクリット語の「シンガベラ」。角の形をしたものという意味。

1日1スパイス&ハーブ シナモン/カシア

別名 肉桂、桂皮、にっき

科名 クスノキ科

原産地 〈シナモン〉スリランカ、インド

            〈カシア〉 ベトナム、中国、タイ、イ                ンドネシア

利用部位 樹皮

 

 

シナモンは甘くエキゾチックで、柑橘系の爽やかで上品な香り。

カシアは甘く濃厚な香り。

お菓子、肉料理、ドリンク類に使われる。

シナモンシュガー、カレー粉、ソース、ケチャップの原料。

古代エジプトで、アニスやクミンとともにミイラ保存に使われた。

8世紀前半には日本に渡来していた。

 

1日1スパイス&ハーブ 山椒/花椒

別名 はじかみ、中国山椒、華北山椒、ファガラ、セシュアンペッパー

科名 ミカン科

原産地 中国、日本、朝鮮半島

利用部位 果実、果皮、葉

 

柑橘系の爽やかな香りと舌が痺れるような刺激的な辛味を持つ。

 

【山椒】

こってりした素材をさっぱりした口当たりにする。

汁物、魚の照り焼きなどの風味付けに使われる。

七味唐辛子の原料に欠かせない。

木の芽は汁物、和え物、刺身のつまなどに風味付けや飾りとして用いられる。

実山椒、青山椒は茹でて塩漬けされたものが煮物などのトッピングに使われる。

花椒

麻婆豆腐、坦々麺、火鍋、鶏肉の炒めものに利用される。

花椒塩、五香粉の原料に欠かせない。

1日1スパイス&ハーブ サフラン

別名 サフランクロッカス、番紅花

科名 アヤメ科

原産地 南ヨーロッパ西アジア

利用部位 花の雄しべ

 

米、魚介類、乳製品と相性が良い。

パエリア、ブイヤベース、ミラノ風リゾットなどに使われる。

色素成分はクロシン。

ひとつの花から3本しか取れないので高価。